発達障害は、育てかたによって発生しますか?

違います、発達障害は育て方によって発生するわけではありません。

発達障害は、遺伝的因子と環境的因子が複雑に絡み合って発生する多因子遺伝疾患ですので、親の育て方によって発達障害が発生するわけではありません。
ただ、親の対応により発達障害の二次障害が発生することがあります。
ですから、発達障害は育て方によって発生することはありませんが、二次障害が送るのを防ぎ、お子さんが自分の人生を生きれるようになるためには親御さんのお子さんへの接し方を学ぶ必要があります。
もう一度書きますが、お子さんの発達障害は育て方で発生することは断じてありません。

 

参考文献

  1. 平岩幹男:発達障害 子どもを診る医師に知っておいてほしいこと、金原出版株式会社、2019
  2. 東京小児療育病院 医療スタッフ: 発達障害の理解と治療・支援. 東京、東京小児療育病院、2015
  3. 州鎌盛一: 乳幼児の発達障害診療マニュアル 健診の診かた・発達の促しかた、医学書院、2013
  4. 黒木春郎: プライマリケアで診る発達障害、中外医学社、2016
  5. 藤原武男,高松育子. 自閉症の環境要因. 保健医療科学 2010 Vol.59 No.4 p.330 -337.
  6. 発達障害の謎を解く, 鷲見 聡, 日経評論社, 2015
  7. データで読み解く発達障害、平岩幹男編、データで読み解く発達障害、中山書店、2016’
  8. 発達障害の原因と発症メカニズム 脳神経科学からみた予防・治療・療育の可能性、黒田洋一郎、木村-黒田純子、河出書房新社、2014
  9. William Shaw.Biological Treatments for Autism & PDD. GPL 2008
  10. 柏崎良子、発達障害の治療の試み、株式会社ヨーゼフ 2014
  11. 大森隆史、発達障害を治す、幻冬社、2014

 

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発達障害の治療に関しての様々な情報がインターネットなどで散見されます。その中には、極端や食事療法や薬剤の使用等などもあります。現在、発達支援外来で行っている生化学的治療は、患者個人に合わせたサプリメントの調整や、生活全体に対しての包括的な指導を行うことで、その治療効果を得ています。ですから、生化学的治療を行う場合は必ず専門家の指示に従ってください。

自己流での治療や、医療関係者以外が提供する治療を行った場合は効果がないばかりか逆に有害事象が発生する危険性もありますので注意が必要です。また、ご自分のお子さんのことなどで、疑問に思うことはかかりつけの医師にご相談ください。