院長コラム 110 2023 1 31#サプリメントを使用するときの注意点
#サプリメントを使用するときの注意点
当院では、栄養療法を行う時にサプリメントを使用しています。
サプリメントは、基本的に用法や用量を守っていれば有害なことは起きる可能性は低いです。特に国産のものでしたら大きな問題はないはず。
しかし、海外製のサプリメントは、その内容量が国産のものと比較して多くラベルに書かれている栄養素の化学組成が国内のものと微妙に違うことがあります。そのために、用法や用量を間違えると、副作用の発生や飲んでいる薬との相互作用によって臓器障害などが発生することがあります。最悪、生命に関わる事もあります。
救急外来で働いていると、良かれと思って飲んでいたサプリメントが原因の体調不良で救急外来を受診される方を何人か経験しています。その際には、臓器障害や不整脈、低血糖などの症状が見られることがあります。
そのため栄養療法としてサプリメントを使用する場合は、必ず専門家の指示に従ってください。
それでは、また次回。
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発達障害の内科的治療の手引
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本の紹介動画です。ご興味あればご覧ください。
引用・転載禁止のお願い
統合的発達支援システム; Integrative Development Support System: gyousei IDeSS(アイデス)の章は全て引用・転載を禁止致します。
治療法に関しては、まだ議論中のものもあり、無用意な引用・転載に伴い文章の意図が変わる可能性があるので引用・転載は禁止といたします。
またこのアイデスは、池田が個人的に使用しているシステム名であり、現在システムの内容も構築中であるので、勝手にこのアイデスの呼称を使わないでください。
注意事項 免責事項
様々な情報がインターネットなどで散見されます。その中には、極端な食事療法や薬剤の使用等などもあります。長男に施した、生化学的治療は、患者個人に合わせたサプリメントを始めとした調整や、生活全体に対して包括的に指導を行う必要があります。生化学的治療を行う場合は必ず専門家の指示にしたがって治療を行ってください。
現在紹介している治療内容等は、掲載時の知見に基づいているものです。今後治療内向の変更等がある場合があることをご了承ください。自己流での治療や、医療関係者以外が提供する治療を行った場合は、効果がないばかりか逆に、危険な有害事象が発生することがありますので注意が必要です。また、自分のお子さんのことなどで、疑問に思うことはかかりつけの医師にご相談ください。