院長コラム 114 2023 2 7: #リエゾン-こどものこころ診療所-第3話の感想
#リエゾン-こどものこころ診療所-第3話の感想
リエゾンのドラマの第3話の感想です。
今回は言語聴覚士の堀先生という新キャラが登場します。
今回は原作でもあった、のぞみちゃんのお話です。
彼女はASDの特性があり、コミュニケーションの苦手さがあります。
作中でも彼女の特性がよく表されています。
この特性に対して、佐山先生から療育を受けることを提案されて、 堀先生からコミュニケーションの指導を受けることになります。
今回のリエゾンのドラマは、お母さんの気持ちが痛いほどわかります。ちなみにお父さんの感じも、よくある感じで結構リアルです。ゴルフバックが小道具としていい働きをしています。(お父さんの悪気のない感じと、お子さんのことを気にしている演技もとても良いと思います。母親目線から見るとイライラするのもとてもリアルです。)
堀先生の療育から、のぞみちゃんのコミュニケーション能力は伸びていきます。しかし、ある事件からお母さんの心が折れて療育を中断になりかけますが、堀先生のバス中の会話からお母さんは療育の継続することを決めます、佐山クリニックでのぞみちゃんは療育を続け、作中でコミュニケーション能力が伸びていきます。
今回のリエゾンは、見ていて涙腺崩壊回でした。。
ただ、診断がついたらそれで終わりではなく、お子さんにあった療育や環境調整などを行なっていけばお子さんのペースで発達していくことは覚えておいてください。
それではまた次回。
追記
ドラマの中でお母さんが読んでいる本の中に平岩先生の新刊があり、個人的に嬉しくなりました。
脳と心と体の整え方#026リエゾン-こどものこころ診療所-ドラマの3つの魅力
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
発達障害の内科的治療の手引
https://www.amazon.co.jp/dp/4904198085/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_CKY9ZZ4RDQPZ5M1TMQWZ
本の紹介動画です。ご興味あればご覧ください。
引用・転載禁止のお願い
統合的発達支援システム; Integrative Development Support System: gyousei IDeSS(アイデス)の章は全て引用・転載を禁止致します。
治療法に関しては、まだ議論中のものもあり、無用意な引用・転載に伴い文章の意図が変わる可能性があるので引用・転載は禁止といたします。
またこのアイデスは、池田が個人的に使用しているシステム名であり、現在システムの内容も構築中であるので、勝手にこのアイデスの呼称を使わないでください。
注意事項 免責事項
様々な情報がインターネットなどで散見されます。その中には、極端な食事療法や薬剤の使用等などもあります。長男に施した、生化学的治療は、患者個人に合わせたサプリメントを始めとした調整や、生活全体に対して包括的に指導を行う必要があります。生化学的治療を行う場合は必ず専門家の指示にしたがって治療を行ってください。
現在紹介している治療内容等は、掲載時の知見に基づいているものです。今後治療内向の変更等がある場合があることをご了承ください。自己流での治療や、医療関係者以外が提供する治療を行った場合は、効果がないばかりか逆に、危険な有害事象が発生することがありますので注意が必要です。また、自分のお子さんのことなどで、疑問に思うことはかかりつけの医師にご相談ください。