院長コラム 89 2022 12 13#発達支援外来生化学的治療アドバイス編
#発達支援外来生化学的治療アドバイス編
現在、発達支援外来では生化学的検査を行い検査結果から発達に影響を与えている生化学的問題点に対して生化学的治療を行っています。そのため検査結果に対しての様々なアドバイスを行っております。その一部を今回ご紹介します。また関連動画のタイトルやU R Lもつけておきますので、ご参考にしてください。基本的な一般的なアドバイスが主となっております。また、療育等の支援は必ず行うことをお勧めしています。
1: 食事療法
食事療法は治療の全ての基本です。
他の治療が行えていても食事療法が不十分ですと治療の効果が
半減すると行って過言ではありません。
水:炊事に使うお水は純水を使用してください。
純水はスーパーの水を提供サービスコーナーや、ウオーターサーバー、
ドラックストアなどで入手可能です。
純水:逆浸透膜や蒸留処置された汚染リスクの低い水
主食:普通の白米を使用してください。
捕食:タンパク質を中心としたおやつを食べさせてください。
魚: マグロ、カツオなどの大型回遊魚は食べないでください。
関連動画
脳と心と体の整え方#017発達障害への食事療法
脳と心と体の整え方 水の話 2021 10 21
脳と心と体の整え方(食事療法 魚の話)
2:腸内環境整備
指示に従って、善玉菌を飲んでください。
カプセルやタブレットが飲めないお子さんは、ジュースやお薬ゼリーなどを使用して飲ませてみてください。また、発酵食品も日常の食事の中に取り入れてください。
関連動画
脳と心と体の整え方#014発達障害への腸内環境整備
脳と心と体の整え方#006腸脳相関とリーキーガット症候群
3:栄養療法
指示に従って、サプリメント飲んでください。
カプセルやタブレットが飲めないお子さんは、ジュースやお薬ゼリーなどを使用して飲ませてみてください。
関連動画
脳と心と体の整え方#012 発達障害への栄養療法
4: キレーション療法:
この治療に関しては、必ずトレーニング受けた医師の監督のもとで行ってください。
関連動画
脳と心と体の整え方#021 発達障害へのキレーション療法
5: 生活環境改善
規則正しい生活は基本ですが、ブルーライトの影響を減らすために寝室の電球はLED電球でなく普通の電球を使用してください。またスマホなどの電子媒体にはブルーライトカットのシートを貼ってください。
関連動画:
製作中
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発達障害の内科的治療の手引
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本の紹介動画です。
引用・転載禁止のお願い
統合的発達支援システム; Integrative Development Support System: gyousei IDeSS(アイデス)の章は全て引用・転載を禁止致します。
治療法に関しては、まだ議論中のものもあり、無用意な引用・転載に伴い文章の意図が変わる可能性があるので引用・転載は禁止といたします。
またこのアイデスは、池田が個人的に使用しているシステム名であり、現在システムの内容も構築中であるので、勝手にこのアイデスの呼称を使わないでください。
注意事項 免責事項
様々な情報がインターネットなどで散見されます。その中には、極端な食事療法や薬剤の使用等などもあります。長男に施した、生化学的治療は、患者個人に合わせたサプリメントを始めとした調整や、生活全体に対して包括的に指導を行う必要があります。生化学的治療を行う場合は必ず専門家の指示にしたがって治療を行ってください。
現在紹介している治療内容等は、掲載時の知見に基づいているものです。今後治療内向の変更等がある場合があることをご了承ください。自己流での治療や、医療関係者以外が提供する治療を行った場合は、効果がないばかりか逆に、危険な有害事象が発生することがありますので注意が必要です。また、自分のお子さんのことなどで、疑問に思うことはかかりつけの医師にご相談ください。