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院長コラム 25  2022 7 12 #発達障害への栄養療法はすぐに効くのか?

[2022.07.12]

#発達障害への栄養療法はすぐに効くのか?

 

栄養療法の効果はどのぐらいで出てきますか?

すぐに効果がありますか?

などの質問がよく外来でありますので、

この質問に対しての自分の考えを動画でご説明しています。

基本的に栄養療法などの生化学的治療は、その作用機序から急激に効果があるものではありません。栄養療法をはじめとした生化学的治療は遺伝子の発現や細胞内代謝や腸内細菌叢などへ働きかけるためです。

また、自分の考えるレジリエンスモデルから、まず発達遅れや低下を止める治療(低下阻止)期があり、そこが終わって回復期がありさらに発達期がある仮定するとどうしても効果が出るには2ヶ月から6ヶ月程度の時間は掛かることが予測されます。

また、効果が出てきたとしてもその後に発達を促し社会性の向上などには適切な療育が必要になるため長期的な視野に立って様々な治療を行なっていく必要があります。

発達障害への栄養療法のレジリエンスモデル

 

動画U R L

 

 

発達障害の内科的治療の手引

 https://www.amazon.co.jp/dp/4904198085/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_09T5V0K1P7TBFGB4TTY6

 

本の紹介動画です。もしよかったらチャンネル登録もお願いします。

 

 

引用・転載禁止のお願い

統合的発達支援システム; Integrative Development Support System: gyousei IDeSS(アイデス)の章は全て引用・転載を禁止致します。

治療法に関しては、まだ議論中のものもあり、無用意な引用・転載に伴い文章の意図が変わる可能性があるので引用・転載は禁止といたします。

またこのアイデスは、池田が個人的に使用しているシステム名であり、現在システムの内容も構築中であるので、勝手にこのアイデスの呼称を使わないでください。

 

注意事項 免責事項

様々な情報がインターネットなどで散見されます。その中には、極端な食事療法や薬剤の使用等などもあります。長男に施した、生化学的治療は、患者個人に合わせたサプリメントを始めとした調整や、生活全体に対して包括的に指導を行う必要があります。生化学的治療を行う場合は必ず専門家の指示にしたがって治療を行ってください。

現在紹介している治療内容等は、掲載時の知見に基づいているものです。今後治療内向の変更等がある場合があることをご了承ください。自己流での治療や、医療関係者以外が提供する治療を行った場合は、効果がないばかりか逆に、危険な有害事象が発生することがありますので注意が必要です。また、自分のお子さんのことなどで、疑問に思うことはかかりつけの医師にご相談ください。

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