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院長コラム 168: 2023 7 2#比較の辛さの話

[2023.07.01]

#比較の辛さの話

 

先日の外来での出来事です。

 

久しぶりに来院された男の子のお母さんと診療の合間に雑談をしていました。

この男の子は、言葉の発達が遅れや集団行動が苦手なため2歳の時から私の外来に通院しています。外来での様々なサポートや治療で、彼の言葉の遅れや集団行動の苦手さは解消し現在では小学校生活を楽しんでいます。

 

お母さんは、初めて来院した時の様子を思い出しながら、現在の状況までを話してくれました。そして次のように言いました。

お母さん:「年中の頃が一番大変だったのよ」

彼の成長は年中の頃から著しく進みましたが、他の子たちはそれ以上に発達していくので、つい他の子と比較してしまうので精神的に辛かったそうです。

 

私自身の経験でも、他の子供と長男の発達の違いをつい比較してしまい辛かったのをよく覚えています。今後は、比較から自由になる方法を見つけてご家族に伝えられるように努力していこうと思います。

 

それではまた次回。

 

ご相談、お問い合わせはこちらまで

 

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池田 勝紀 院長の独自取材記事

https://doctorsfile.jp/h/190381/df/1/

 

発達障害の内科的治療の手引

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本の紹介動画です。ご興味あればご覧ください。

 

引用・転載禁止のお願い

統合的発達支援システム; Integrative Development Support System: gyousei IDeSS(アイデス)の章は全て引用・転載を禁止致します。

治療法に関しては、まだ議論中のものもあり、無用意な引用・転載に伴い文章の意図が変わる可能性があるので引用・転載は禁止といたします。

またこのアイデスは、池田が個人的に使用しているシステム名であり、現在システムの内容も構築中であるので、勝手にこのアイデスの呼称を使わないでください。

 

注意事項 免責事項

様々な情報がインターネットなどで散見されます。その中には、極端な食事療法や薬剤の使用等などもあります。長男に施した、生化学的治療は、患者個人に合わせたサプリメントを始めとした調整や、生活全体に対して包括的に指導を行う必要があります。生化学的治療を行う場合は必ず専門家の指示にしたがって治療を行ってください。

現在紹介している治療内容等は、掲載時の知見に基づいているものです。今後治療内向の変更等がある場合があることをご了承ください。自己流での治療や、医療関係者以外が提供する治療を行った場合は、効果がないばかりか逆に、危険な有害事象が発生することがありますので注意が必要です。また、自分のお子さんのことなどで、疑問に思うことはかかりつけの医師にご相談ください。

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