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院長コラム 180: 2023 7 30#親子の関わり方について

[2023.07.30]

#親子の関わり方について

 

お子さんの成長発達には、さまざまな要素(家族、学校、療育期間、栄養、社会状況など)が影響しています。中でも、親のお子さんへの関わり方は非常に重要な役割を果たしています。発達障害は、しつけや育て方によって引き起こされるものではなく、脳の発達や働きの偏りから生じていますが、お子さんの特性に適した関わり方をすることで、お子さん自身の抱えている困り感を減らすことや、自己肯定感を向上させることができます。

 

お子さんが抱える問題(忘れ物が多い、集団行動が苦手など)は、本人の努力だけでは解決できないことが多いです。そのため、親御さんがお子さんへの関わり方を工夫し、対処方法の仕組みを作る必要があります。仕組み作りは家庭だけでなく、学校などの外部の組織にも協力をお願いすることもあります。

 

必要な時には、遠慮せずに学校などにお子さんの特性や現状を伝えてみてください。そこから、お子さんの問題を減らすための仕組み作りが始まるのだと私は考えています。

 

親としてどのように関わるべきかについては、別の項目で詳しく述べる予定ですが、親御さんの努力や根性も重要ですが、それだけでは解決しないことが多いのが現実です。周囲の力を借りたり、仕組み作りをすることが大切だと覚えておいてください。

 

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本の紹介動画です。ご興味あればご覧ください。

 

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またこのアイデスは、池田が個人的に使用しているシステム名であり、現在システムの内容も構築中であるので、勝手にこのアイデスの呼称を使わないでください。

 

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様々な情報がインターネットなどで散見されます。その中には、極端な食事療法や薬剤の使用等などもあります。長男に施した、生化学的治療は、患者個人に合わせたサプリメントを始めとした調整や、生活全体に対して包括的に指導を行う必要があります。生化学的治療を行う場合は必ず専門家の指示にしたがって治療を行ってください。

現在紹介している治療内容等は、掲載時の知見に基づいているものです。今後治療内向の変更等がある場合があることをご了承ください。自己流での治療や、医療関係者以外が提供する治療を行った場合は、効果がないばかりか逆に、危険な有害事象が発生することがありますので注意が必要です。

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