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院長コラム 28  2022 7 17 #脳と心と体の整え方#006腸脳相関とリーキーガット症候群

[2022.07.17]

#脳と心と体の整え方#006腸脳相関とリーキーガット症候群

 

脳と心と体の整え方#006腸脳相関とリーキーガット症候群*スライドPDFです。

 

 

今回のアイデス・クリニックチャンネルでは、脳の働きに密接な関係がある腸脳相関とリーキーガット症候群についてお話ししています。

 

腸と脳は様々な経路(自律神経系、内分泌系、免疫系等)でお互いに影響を与えあっています。

お互いに良い影響を与えるものもあれば悪い影響を与え合うものもあり、その関係性を腸脳相関とも脳腸相関とも言います。:ここでは、混乱を避けるために腸脳相関で統一してお話ししています。

 

腸脳相関の中に、リーキーガット症候群というものがあります。以前はあまり信憑性のないものと言われていましたが、最近ではGUTのようなエビデンスレベルの高い雑誌にもこの名前が載るようになってきたので、割とメジャーになってきたと思います。

 

リーキーガット症候群とはどのようなものかという腸管壁を作っている腸管上皮細胞と腸管上皮細胞の間のつなぎ目が様々な理由で緩くなり、その間を通して本来腸管から血液に入らない物質が血液に流入する症候群です。特に、小麦のグルテンや乳製品のカゼインが不十分に分解されたグリアドルフィンやカソモルフィンは、その構造式がオピオイドペプチド(鎮痛や食欲などの脳の働きに関連する神経伝達物質の一種)に似ているため血液から脳内へ流入すると脳が誤作動する可能性があります。

 

この辺のところを動画でお話ししています。また、リーキーガッド症候群とは別にして、腸脳相関のことから、腸の状況を整えることが脳の発達と働きを促すために重要なことだと考えられます。

 

 

 

発達障害の内科的治療の手引

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本の紹介動画です。もしよかったらチャンネル登録もお願いします。

 

 

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またこのアイデスは、池田が個人的に使用しているシステム名であり、現在システムの内容も構築中であるので、勝手にこのアイデスの呼称を使わないでください。

 

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様々な情報がインターネットなどで散見されます。その中には、極端な食事療法や薬剤の使用等などもあります。長男に施した、生化学的治療は、患者個人に合わせたサプリメントを始めとした調整や、生活全体に対して包括的に指導を行う必要があります。生化学的治療を行う場合は必ず専門家の指示にしたがって治療を行ってください。

現在紹介している治療内容等は、掲載時の知見に基づいているものです。今後治療内向の変更等がある場合があることをご了承ください。自己流での治療や、医療関係者以外が提供する治療を行った場合は、効果がないばかりか逆に、危険な有害事象が発生することがありますので注意が必要です。また、自分のお子さんのことなどで、疑問に思うことはかかりつけの医師にご相談ください。

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